長田日記｜熱帯睡蓮育ててます

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本日は待ちに待った我が家の上棟式（棟上げ）でした。

上棟式と言っても建物自体が完成したわけではなくて柱・棟・梁などの

基本構造がある程度できると安全祈願と大工さんへのねぎらいを兼ねて行われる式です。

沖縄では関係者、親戚を集めて山羊汁をふるまうことが多いようですね。



この上棟式で（施主にとって）一番のイベントと言えば

この「紫微鑾駕（しびらんか）」。

紫微鑾駕（しびらんか）とは沖縄や奄美地方に伝わる

新築の家の守護を願う護符の言葉だそうです。

実は私も家を建てるまでは全く知りませんでした。

最近は「紫微鑾駕」を置かない家も多いようですがせっかく板を準備してくれたので

喜んで行いました。

やり方は木の板に家主(私）が「紫微鑾駕（しびらんか）」と書き、

その板に昆布をぶら下げます。

筆を握ったのは何十年ぶりだったのでプルプル震えながら書き上げました。(笑）

ちなみに板の裏には家族の名前、今日の日付を書いてます。



そしてこの板を屋根裏に打ちつけます。

今はむき出しですがあとで天井板でふさぐのでその後は見えなくなります。

次この板に会えるとすれば大規模な改築をする４０、５０年後、

あるいは建て替えの時ですね。

その時まで自分が生きているかどうかは正直わかりません。

平均年齢から言えば会えない確率の方が高いので

感傷的になってしまいますが、、、　(´＿｀｡)


私の孫、あるいは別の人に家が渡っている可能性もありますが

「こういう家族が住んでいたんだよ～」って思ってくれると嬉しいですね。



家の完成は３、４ヶ月後。

今後少しずつ家の様子をアップしていこうと思います。

沖縄ではまだまだ珍しい木造住宅ですので

マイホームを検討されている方、お楽しみに～。